ニュースリリース
企業情報
マツダ、フィリップ・ジー・スペンダー氏が副社長執行役員に就任
・ ロバート・ジェイ・グラツィアノ氏がフォードモーターチャイナの社長兼CEOに就任
マツダ株式会社(以下、マツダ)とフォードモーターカンパニーは、2008年4月1日付でロバート・ジェイ・グラツィアノ氏(現、マツダ代表取締役副社長執行役員)がフォードモーターチャイナの社長兼CEOに就任すること、およびフィリップ・ジー・スペンダー氏(現、フォードモーターチャイナCOO)がマツダの副社長執行役員とフォードモーターカンパニーのバイスプレジデントに就任することを発表した。なお、グラツィアノ氏はマツダの代表取締役の職は留任し、副社長執行役員は辞任する。
マツダの井巻久一代表取締役会長、社長兼CEOは「グラツィアノさんの昇任を心からお祝いする。マツダのリーダーとしてグラツィアノさんには幅広い領域で重要な役割を担っていただき、『マツダ アドバンスメント プラン』の策定と初年度の計画遂行に大きく貢献していただいた。また全世界におけるブランド価値の向上とビジネス効率の追求においても先頭に立って取り組んでいただいた。そしてフォードモーターチャイナで新たなポジションに就かれるグラツィアノさんとともに今後も協業できることに大きな期待を寄せている」と、述べた。
また「マツダは、1980年代初頭から20年以上にわたるマツダとの深い関係をはじめ、幅広い領域で活躍されたスペンダーさんを迎える。スペンダーさんは北米におけるマツダとフォードの合弁生産拠点オートアライアンス・インターナショナルの社長を歴任され、中国での合弁生産拠点では当時の長安フォードの社長としてマツダの出資受け入れの陣頭指揮をとるなど、永年にわたってマツダとフォードの関係を強固で確実なものにされてきた。スペンダーさんを大きな戦力としてマツダに迎え入れ、チームとして働けることを嬉しく思っている」と、加えた。
フォードモーターカンパニーのジョン・ジー・パーカー エクゼクティブバイスプレジデントは、「グラツィアノさんはマツダの持続的な成長と収益向上に尽力し、彼のコミットメントとリーダーシップはマツダのブランド価値とビジネス効率の向上に大きく貢献した。彼はフォードに入社後、販売・マーケティング・財務・商品ブランド戦略で要職を歴任し、フォードモーターカンパニーオブサウスアフリカの社長を務め、マツダでも活躍された。グラツィアノさんの豊富な経験が中国における我々フォードの成長を持続させ、パートナーとのシナジーを確実なものにしてくれるだろう」と語った。
スペンダー氏は1975年フォードに入社後、フォードニュージーランドとフォードオーストラリアの生産と技術部門でさまざまな役職を経て、フォードインディアの社長を約3年間務めた後、2001年にオートアライアンス・インターナショナルの社長に就任した。また2005年に長安フォードの社長となり、同社の事業を長安フォードマツダに移行するのに大きく貢献した。現在はフォードモーターチャイナのCOO(最高執行責任者)に就任していた。 |